Thinker Interview 01

Y/U
コンサルティング本部 コンサルタント

大手小売/流通企業の消耗品全般や廃棄物のコストマネジメントを中心に、大手卸業者の販路見直し/拡大にも従事。消耗品関連では、発注体制の効率化と物流マネジメントによるコスト削減を実現する一方で、廃棄物では委託体制の効率化や最適処理体制の構築を実現。調達先の改善や、目的に応じた最適な運用体制構築のプロフェッショナルとして活躍中。立命館大学 経済学部卒業

考えることが習慣

元々コンサル志望でした。就職活動は1回しかないので、自分が納得できるまでいろんな会社を見て回りました。そして12月まで就活を続け、とことんまで考え抜えた末、プロレドへ入社することに決めました。大きな決め手は二つあります。まず一つ目は「新卒1期生」というのがエキサイティングで挑戦しがいがあると思いました。二つ目は「数年後の上場とファンドの設立を目指している」という会社のビジョンに大きな魅力を感じたことです。僕の家は公務員一家なので、親からはベンチャー企業への就職をはじめは反対されていました。しかし、やはり自分の人生なので自分が納得のいく進路を選びたいと思いました。改めて挑戦したいという意志をしっかりと伝え、家族にも応援してもらうことができました。
入社して早々、OJTに入りましたが、コンサルタントの仕事は自分に馴染み、「学生生活の中での思考と遠くない」と思いました。学生時代は野球部のキャプテンを務めることが多く、チームを束ねるにあたって「何と何が問題で、どうするべきか?」を考えることが習慣になっていましたが、それとそんなに変わらない、あるいは自分の携帯電話のプランを変えるときの思考回路とも大差ないように感じました。
入社7、8ヶ月目にプロジェクトを単独で完結させて以降、基本的には案件を1人で任せてもらえることが増えました。

気づくことの重要性

高校の野球部時代は、気づくことを重要視されていました。グラウンドに小石が落ちていたらポケットに入れる。「気づけ。気づいたらすぐやれ」と監督から盛んに言われましたが、その心構えは今の仕事でも重要です。
施設消耗品の洗剤のコスト削減を例に挙げます。今までは5リットルの業務用洗剤を使っていた。たとえばこれを10リットルにするだけで、1リットルあたりの単価は下がります。数字だけを追いかけると、「だったら20リットル、いや、30リットルにしたらもっと単価は下がるだろう」という発想になりがちですが、サイズを大きくしすぎると今度は、女性スタッフが運べない、置く場所がないなどオペレーションで問題が出てきます。
僕たちの仕事は、そういう問題にいち早く気づくことが大切です。そして、問題に気づいたら「どうするべきか?」を考えて、スピーディーに実行へ移す。上記のケースですと、気づいたら即、ヒアリングを重ね、ちゃんとオペレーションが回るかどうかの実地テストを行うなどした上で、相手にとって最適な提案をすべきなのです。
数字だけを追うのではなく、現場にいる人々の働きやすさや、利用客への影響にも考えを巡らせる。それがプロレドのコンサルタントです。

5年後に答えを出したい

プロレドは「フラットで合理的な会社」です。僕は20代前半の若造ですが、30代や40代の社員とも普通に議論ができる。そして、こちらの意見が正しければ、「ああ、そうか。確かにそうだね」と、みなさん合理的な判断をする。そういう雰囲気が僕は好きです。
とはいえ、この会社にずっといるかどうかはわかりませんし、ずっと経営コンサルタントをやり続けるとも限りません。答えは5年後に出したいと思います。コンサルタントを続けたいのか、それともプロレドのファンドに関わりたいのか、あるいは他の分野に挑戦したいのか。何をするにしても、そのときに「自分の能力が足りないからできない」とならないように努力したい。5年後に何にでも参加できる能力をつける。それが僕のモチベーションです。
現在就活中の学生さんに向けて僕から言いたいのは、「とことん悩んで進路を決めてほしい」ということ。そうすれば悔いは残りません。プロレドに入った後の心得としては、「コンサルティングをした後のことをイメージしてほしい」と思います。単純に「コンサルティングをするだけ」という感覚で入ってくると、モチベーションの維持は難しい。でも自分が働くことの社会的意義など、もう少し大きいことと紐づけて考えれば、つらいことがあっても耐えられるはず。みなさんの健闘を祈ります。

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